ミドリ&フレンズとのプロジェクト
今年の二月、カーネギーホールでの招聘演奏を終えた直後、ニューヨークにおける私の代理人、ドロシーさんから、「ミドリ&フレンズから、ニューヨークの小学校で子どもたちにギターのコンサートをしてもらいたいと打診を受けているけれど、興味はある?」との連絡を受けました。
今年の二月、カーネギーホールでの招聘演奏を終えた直後、ニューヨークにおける私の代理人、ドロシーさんから、「ミドリ&フレンズから、ニューヨークの小学校で子どもたちにギターのコンサートをしてもらいたいと打診を受けているけれど、興味はある?」との連絡を受けました。
私はこれまで、ほとんどモダンアートという分野に興味をもつことなく過ごしてきましたが、最近、ある日本の素晴らしいヴィジュアル・アーティストとの出会いから、その’暖かさ’と’シャープさ’をともに兼ね備えた、独特の感覚にあふれた現代美術の数々にすっかり魅了されるようになりました。
彫刻家、高岡典男さんです。
(写真は、去る四月、ドイツのエッセンで行われたアート・シンポジウムに招待を受けた高岡さんが、三週間にわたる現地滞在中に制作を行った平面作品3点。高岡さんは、日本帰国早々この写真を送ってくださいました。)
フラメンコやフォルクローレなど、エスニックギター音楽の演奏に必要不可欠なセヒージャ(カポ)。
私にとっての最大の愛器である、アルゼンチンのグレゴリオ・カブラルさん製作による二台のギターに、このうえなくフィットするデザインの美しいセヒージャを作ってプレゼントしてくださるのが、ユパンキの音楽をなによりも愛する東京在住のフォルクロリスタ、水嶋淳さんです。
東京からニューヨークに戻った直後の4月17日、土曜日の夜、イェール・クラブのゴージャスなボールルームで行われた、JMSA(米国日本人医師会)主催による、ゲスト200名を集めた大晩餐会にご招待を受けました。
3月末から約二週間滞在した日本。
思ったより肌寒い日が続くなか、このときばかりはまるで初夏を思わせるような素晴らしい晴天となった4月10日と11日、東京において連続ライヴを行いました。