「Knight’s NY diaries」カテゴリーアーカイブ

ニューヨーク日記

ニューヨーク 9.24 日本人による3イヴェントが日本大使公邸に集合

9月24日にニューヨークで、奇しくもほぼ同時に行われた日本人による3つのイヴェント(現代能‘鷹姫’、NY映画祭のプログラムとして上映された松竹映画‘隠し剣鬼の爪’、そして私のリサイタル)の関係者が、25日の夜に、在NY安藤裕康大使主催の晩餐会にご招待を受けました。
みなそれぞれに大成功をおさめたあとでしたが、今後の日本文化の発展についてにまでも話が及び、とても有意義な楽しいひとときでした。
安藤大使は、お忙しいなかを私の公演にも足を運んでくださり、嬉しいご感想をいただきました。晩餐会へのご招待も含め、おはからいを心より感謝いたします。
ニューヨークならではの一夜でした。

安藤裕康大使と私

安藤裕康大使(中央)と私(その左)

山田洋次監督と大谷松竹副会長

山田洋次監督(中央)と大谷松竹副会長(監督の左)

野村萬斎さんと

‘鷹姫’出演の野村萬斎さんと

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左から 安藤裕康大使、山田洋次監督、そして私

よみタイム

NY映画祭(ブルー)で上映の‘隠し剣鬼の爪’ 、私のリサイタル(ホワイト)、そして‘鷹姫’(イエロー)
同じ日の、時間をほぼ同じくしてスタートしました。
(よみタイム 2005年、9月23日)

ぺぺの命日と‘プラテーロとぼく’ そして18年めのニューヨーク

8月はツアー活動がスローになるため、一年で一番のんびりできるときです。
今日8月1日は、以前ご紹介しましたぺぺのお墓参りにプッチーを連れて行きました(実際ぺぺの命日は7月31日)。
ニューヨークからハイウェイを北へ、車で一時間半走った田園地帯にあるこの広大なペット専用の墓地を訪れると、私はいつもスペインの作家、フワン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)が、アンダルシア地方の小さな町モゲールを舞台に、愛するロバとの美しい交友を綴った散文小説、‘プラテーロとぼく’のなかの‘メランコリア’というチャプターを思い出します。

ペット専用の墓地

プッチーと

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