「ヒロシマと音楽」出版
広島の市民団体「ヒロシマと音楽」委員会(委員長・原田宏司広島大学名誉教授)が、東京の汐文社から、原爆や平和をテーマに収集した国内外の1867曲のデータや、活動の歩みを記した本「ヒロシマと音楽」を出版しました。
私にとって、日本での音楽家としてのキャリアの第一歩ともいえる公演は、広島の皆様によって作られたものです。
その後、日本だけでなく、世界中のいろいろな土地を訪れるようになり、いろいろなオリジナルの作品を創るようになりましたが、ユパンキが作ってくれた、この広島との縁がなければ、おそらく何も生まれなかった、そう言っても過言ではありません。
ユパンキが広島を、「忘れえぬ町」と言ったように、 私もこのときの、広島の皆様が私に対して送ってくださった愛情を、生涯忘れることはないでしょう。
本のなかでは、“ラテン系アーティストにみるヒロシマ”、および“「ヒロシマと音楽」と私”のチャプターのところに、私とユパンキのこと、そして「ヒロシマ 忘れえぬ町」のことが、12ページにわたって書いてあり、私もこれを読み当時のことを思い出して感無量でした。
この素晴らしい本を、多くの皆様に読んでいた だきたいと思っています。
(お問い合わせは 汐文社 03-3815-8421)
El Arriero vuelve a la tierra 'Nambu'
自分は東京生まれ(虎の門生まれの原宿育ち)ですが、なぜか岩手の美しさに魅せられ、組曲'ナンブ'や、合唱曲の'マト−コタンの物語'などのナンバーを作曲しました。
ニューヨークにいるときも、時々この'第二の故郷'岩手(大好物の盛岡冷麺も含め)を思い、郷愁にひたったりすることもあります。
自分にとってこの岩手とアルゼンチンとの縁は、ほんとうに不思議なものなのです。
写真は岩手県の広報誌'IPANGU'
明け方に行われた撮影でちょっと寒かったのですが、いままで受けた取材でいちばん気に入っている記事です。
聖ルーク教会公演、アルゼンチンのコラムニストはどう聴いたか?
3月19日の日曜日、マンハッタンの中心部に位置する聖ルーク教会において、シロ・エル・アリエーロとして知られるギターのマエストロ、大竹史朗の公演を大きな喜びとともに聴いた。
日本で音楽を学んだ、東京生まれの若い音楽家。
その運命は彼をただちにメキシコへ、そしてはるかアルゼンチンへと導くことになる。
アルゼンチンでは、アタワルパ・ユパンキと知己を得て、師より直接の指導を受け、そしてわれわれは今日、「微笑みながら坊や(幼子)は眠る」、「眠れるインディオの子」、「トウクマンの月」、「トウクマンの郷愁」、そして「牛車にゆられて」などの名作を、シロとともにわかちあったのだ。
パタゴニアの先住民ルカ・チョロイ・マプーチェ族の子どもたちへあてられたチャリティー公演は、アタワルパ・ユパンキ基金のファニータ・サロッシさんによって率いられ、その10年以上にわたって続けられている活動はほぼ奇跡ともいえるものだ。
場内大合唱となって歌われた「花祭り」で幕を閉じた今日の公演、私は流れる涙を抑えることができなかった。
マルガリータ・N・ルテラル
(NYのアルゼンチン、ウルグアイ系最大手情報誌
イマヘン・アルヘンティーナ誌4月号より)
魂のギタリスト
大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)ギター・ベネフィットコンサートが3月19日夕、西46丁目のセント・ルークス教会で行われた。
アルゼンチンの著名なギタリスト、アタワルパ・ユパンキの代表作や大竹の作曲による「南部幻想曲」を透明で美しい旋律と、聴く人の心に訴えかける魂のボーカルで歌い上げ観衆を魅了した。
大竹史朗につけられたエル・アリエーロは、スペイン語で「牛追い」の意。
大竹のギターは、広大なアルゼンチンの大地を駆け巡る魂そのものだ。
大竹の演奏に合わせて多くの観衆が手を鳴らし合唱した。この演奏会はアルゼンチン、パタゴニアのマプチェ・インディアンの子供たち支援のために行われた。
(週間NY生活 2006年3月25日)
NY聖ルーク教会公演 カウントダウン
19日チャリティー公演 NYの教会が主催
収益は南米の子供たちへ
「ささやかな恩返しです」
(よみタイム 3月10日)
日本人フォルクローレ・ギタリスト、大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)が、国際交流基金の後援を得て19日(日)、マンハッタンのセントルーク教会の礼拝堂で、チャリティーコンサートを開く。
収益は、アルゼンチン南部、パタゴニア地方の先住民の子供たちに贈られる。
大竹は、ニューヨークを拠点に、中南米やヨーロッパ、日本で活動を続けている。
昨年9月にはニューヨーク市でリサイタルを開き、その後のペルー公演も1200人収容のコンサートホールで大成功をおさめた。
NY聖ルーク教会公演にむけて 5
3月19日聖ルーク教会
さすらいのフォルクローレ・ギタリスト、シロ・エル・アリエーロこと大竹史朗が、3月19日(日)にマンハッタンの聖ルーク教会(西46丁目308番地、8番街)礼拝堂内で、アルゼンチン南部、パタゴニア地方の先住民の子どもたちのためにチャリティー・リサイタルを開催する。
大竹は、'アルゼンチンをはじめとした南米の方々に支えられて生きてきた私からのささやかな恩返しコンサート’と話している。
昨年9月のニューヨーク公演では多くの聴衆を魅了、その後も1200人収容できる大コンサートホールでのペルー公演を成功させた。
ニューヨーク公演の主催はザイオン・ルーテル教会、アタワルパ・ユパンキ基金。
国際交流基金が後援している。開演は午後4時半。
(週間NY生活 2月18日号)
国際交流基金の新プログラム
私は現在までに20カ国で演奏をしていますが、そのうち9カ国までを、国際交流基金の派遣によって旅行しています。
昨秋のペルー公演は、JAILA(Japan Arts in Latin America)という新しいプログラムで行われたもので、私自身、本当に最高の経験となった演奏旅行でした。
写真は、国際交流基金が発行しているBridgesという読み物(2005、06年冬号)のパフォーマンスのページで、私のペルー公演の成功を紹介してくださったものです。
国際交流基金は来る3月19日の聖ルーク教会公演でも後援してくださいます。
今後も素晴らしい関係を保ってゆければと願ってやみません。
基金NYオフィスの須崎所長はじめ、スタッフの皆様に心より感謝します。
NEW DISC - ナンブ
シロ・エル・アリエーロ アルバム
「NAMBU」
明治の歌人、石川啄木とラテンフォルクローレという、国も文化も超えた両者を「郷愁」という共通元の元、見事に融合させた四部作「南部組曲」- ニューヨークを拠点に活動するフォルクローレ・ギタリスト、シロ・エル・アリエーロ(大竹史朗)は、啄木の歌にある「北上」という地名から強烈なインスピレーションを受けてこの組曲を完成させたという。
シロが大きな飛躍を見せた2000年発表のアルバム「NAMBU」は、このほか幻の古代都市、アステカに思いを馳せて作り上げた「テノチティトラン」など、ノスタルジアに満ちた作品、全11トラック。遠い故郷を想う夜に。
(週間NY生活 2005年12月3日)
ペルーの最大手紙 エル コメルシオ
エル コメルシオ紙(ペルー)
november 7, 2005
ひとつおことわりしておかなければなりませんが、私は今まで、自分をユパンキの後継者などと思ったことは一度もありませんし、メディアの取材に対してそのように言ったこともありません。
ただ、崇高な精神によって書かれたこの美しい音楽を、世界的なレヴェルで恥ずかしくないように演奏することを常に心掛けています。
私は、アルゼンチンをはじめ、イタリー、ドイツ、フランス、さらに日本で、ユパンキを美しく演奏する多くのギタリストに会いました。 こうして素晴らしい遺産ともいえる芸術を分かち合える仲間たちとともに、ユパンキへの理解と研究を深めながら、さらに自分自身の音楽を掘り下げてゆきたいと思っています。
私の音楽を聴いてこのような記事を書いてくださった、エル コメルシオ紙のリディア カパラチンさんに心より感謝いたします。
9.24 NY公演を終えて 大竹史朗が聴衆を魅了
アルゼンチンのフォルクローレ・ギタリスト、アタワルパ・ユパンキの再来、大竹史朗の公演会が24日夜、ハンターカレッジのラング・リサイタル・ホールで行われ、150人の聴衆が会場を埋めた。‘牛車にゆられて’ ‘牛追い’ や日本をテーマにした‘南部幻想曲’ ‘ヒロシマ忘れえぬ町’などを演奏した。
(週間NY生活 2005年10月1日号)




