「Knight’s NY diaries」カテゴリーアーカイブ

ニューヨーク日記

Despedida….

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昨夜、ニューヨークのアルゼンチン総領事館において、同公館副総領事のアドリアーナ•トロッタさんのデスペディーダ(お別れ会)が行われました。
アドリアーナさんは5年前、ニューヨーク赴任早々、私のリサイタルをアルゼンチン総領事館ホールで主催して大成功をおさめて以来、毎年連続で素晴らしいプレゼンテーションのもと、”ユパンキの音楽を演奏する真のアーティスト”として私のコンサートを開催し続けてくれました。
普通、大使館をはじめとする在外公館というものは、その国の文化をその国のアーティストを通して紹介するのが役割のはずです。
しかしアドリアーナさんは、「シローの音楽は別格。私たちは、彼の芸術をこの場で紹介することを誇りに思っています。」と言って、ご覧のようにいつもニコニコしていました。
アドリアーナさんは、これから次期赴任地のアルメニアに出発。
しばらく会えなくなってしまいますけれど、またいつか、何処かの国で素敵なコラボレーションができればと願っています。
¡Gracias, Adriana!

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¡Adios Paco!

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現存するギタープレイヤーのなかで、私がつねに最も素晴らしいと感じていたスペインのパコ・デ・ルシアが、つい数日前、惜しくも休暇先のメキシコで(ハートアタック…)この世を去ってしまいました。
享年66(歳)でした。
私は少年時、パコがクリエイトした”アルモライマ”というナンバーを聴き、言いようの無い感動に包まれたことを、今でも昨日のことのようにおぼえています。

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♪Mi Buenos Aires Querido♪

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コルドバ州におけるすべての公式日程を終了し、2月9日に首都ブエノスアイレスに移動。
日系婦人会”セイボの会”の皆様のご招待を受けてのサロンコンサート、そして6月の再ツアーの打ち合わせのため日本大使館を訪れ大使にご挨拶などしたあと、完全三日間、花の都を満喫しました。

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’神々の炎’ 私の霊感と情熱のすべて 

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大成功をおさめた、2014年アルゼンチン、コルドバ州政府招聘による同国へのツアー。
今回、一年も前から現地で中心となって準備を進めてくれ、そしていざ私の滞在時には、まさにマネージャーとなって獅子奮迅の如く動いてくれた、コルドバ州政府文化部理事のアンヘル・ディアスさんからも、帰米後、”圧倒的な成功とインパクトを残すことができた。こちらではすでに、6月の再ツアーにむけて着々と準備が進められている。”と、嬉しい連絡を受けました。

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そんな中、私はかねてから打診を受けていた、今年の6月13日、生誕140年を迎えるアルゼンチン、コルドバ州出身の国民詩人レオポルド•ルゴーネスに献呈する記念組曲「El Fuego de Los Dioses – 神々の炎」を、今回のツアーにより、さらに深めたアルゼンチンへの人々への愛と友情、そして理解により完成。

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(写真上) コルドバ州ビジャ・デ・マリア・デル・リオセコにある、国民詩人レオポルド・ルゴーネスの墓標
(写真下) むかって左から、コルドバ州政府文化部理事アンヘル・ディアスさん、私、コルドバ州代表国会議員グスタボ・エスラーヴァさん、そしてレオポルド・ルゴーネス博物館責任者フワン・オビエードさん。
今回の私のツアーは、すべてこの方たちの理解と協力によって実現しました。

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レコーディング終了

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1月16日午後、マンハッタン中心街のスタジオで、今回サウンドトラックを担当した日本映画「無花果の森(小池真理子さん原作、古厩智之さん監督)」の録音を行いました。
信頼する優れたエンジニアー、レックスの協力もあり、よい出来となったと思います。
録音したナンバーは、「無花果の森」幻想組曲とタイトルし、渡米25年を記念する、4月18日の銀座ヤマハホール公演でもプレイ予定。
また、4月9日に予定されているプレミア試写会でも、舞台挨拶とともにライヴで演奏を行う予定です。

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本当に嵐のような年末年始でした。
いよいよアルゼンチン出発にむけて、ギヤーを入れ替えます。

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