♪Mi Buenos Aires Querido♪
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コルドバ州におけるすべての公式日程を終了し、2月9日に首都ブエノスアイレスに移動。
日系婦人会”セイボの会”の皆様のご招待を受けてのサロンコンサート、そして6月の再ツアーの打ち合わせのため日本大使館を訪れ大使にご挨拶などしたあと、完全三日間、花の都を満喫しました。
’神々の炎’ 私の霊感と情熱のすべて
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大成功をおさめた、2014年アルゼンチン、コルドバ州政府招聘による同国へのツアー。
今回、一年も前から現地で中心となって準備を進めてくれ、そしていざ私の滞在時には、まさにマネージャーとなって獅子奮迅の如く動いてくれた、コルドバ州政府文化部理事のアンヘル•ディアスさんからも、帰米後、”圧倒的な成功とインパクトを残すことができた。こちらではすでに、6月の再ツアーにむけて着々と準備が進められている。”と、嬉しい連絡を受けました。
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そんな中、私はかねてから打診を受けていた、今年の6月13日、生誕140年を迎えるアルゼンチン、コルドバ州出身の国民詩人レオポルド•ルゴーネスに献呈する記念組曲「El Fuego de Los Dioses - 神々の炎」を、今回のツアーにより、さらに深めたアルゼンチンへの人々への愛と友情、そして理解により完成。
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(写真上) コルドバ州ビジャ•デ•マリア•デル•リオセコにある、国民詩人レオポルド•ルゴーネスの墓標
(写真下) むかって左から、コルドバ州政府文化部理事アンヘル•ディアスさん、私、コルドバ州代表国会議員グスタボ•エスラーヴァさん、そしてレオポルド•ルゴーネス博物館責任者フワン•オビエードさん。
今回の私のツアーは、すべてこの方たちの理解と協力によって実現しました。
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レコーディング終了
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1月16日午後、マンハッタン中心街のスタジオで、今回サウンドトラックを担当した日本映画「無花果の森(小池真理子さん原作、古厩智之さん監督)」の録音を行いました。
信頼する優れたエンジニアー、レックスの協力もあり、よい出来となったと思います。
録音したナンバーは、「無花果の森」幻想組曲とタイトルし、渡米25年を記念する、4月18日の銀座ヤマハホール公演でもプレイ予定。
また、4月9日に予定されているプレミア試写会でも、舞台挨拶とともにライヴで演奏を行う予定です。
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本当に嵐のような年末年始でした。
いよいよアルゼンチン出発にむけて、ギヤーを入れ替えます。
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FELIZ 2014!!!!
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皆様、あけましておめでとうございます。
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日本から戻って、殆ど休む暇もなく実にさまざまな作業に追われていましたが、暮れから新年にかけては、今度劇中サウンドトラックを担当する映画「無花果の森(小池真理子さん原作、古厩智之さん監督)」の作曲を、東京とオンラインでコミュニケーションをとり、古厩監督の意向をよく確かめながら進めていました。
1月7日までに、あと2曲を完成させる予定です。
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それに加えて、いよいよあと約三週間後に迫った、これがはじめてとなるアルゼンチン、コルドバ州政府の招待によるツアーで初演する新曲の仕上げ、そしてもちろんユパンキナンバーの修練、さらにアメリカ国内での複数の指導、パフォーマンスの仕事が加わって、21日の出発までは全く休む時間がありませんが、ニューイヤーズイヴだけは、毎年恒例、シェラトンホテル(ニュージャージー州マーワー)のディナー&ダンスパーティーに出席。
これからの超ハード日程にむけて、しっかりと息抜き(かえってツカレタ?)をしました。
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よみがえる思い出
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10月23日夕刻、今回の日本における日程をすべて滞りなく終了し、無事ニューヨークに戻りました。
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写真は、離日前日22日の午後、実に38年ぶりに母校青山学院中等部を公式に訪れた際のスナップ(来校者タグをぶらさげています)。
ここは私が、事情あって一年二学期を最後に退学するまで勉強していた教室。
おそらくこのあたりの机に座っていた記憶があります。
私はこの日、ふたりの初等部時代からの仲良しにアテンドされながら、感無量で学校の中を歩き回りました。
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私は青山学院退学後もずっと、初等部の卒業アルバムを大切にしていました。が、それは1988年、ニューヨークに渡る際にどこかに紛れてなくなってしまいました。
それを知った当時の私の仲良しは、彼女の持っていたアルバムを(写真のように)特殊コピーで同じサイズでよみがえらせ、明日ニューヨークに戻る私にプレゼントしてくれました。
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テクノロジーに優しい心がこめられて美しく生まれ変わった卒業アルバム。
私にとってもっとも楽しく幸せだった青山学院時代の思い出が、いつでもページを開けばそこに輝いている、これはオリジナルの卒業アルバムより価値のある、私の永遠の宝物です。
Mちゃん、ありがとう!!!
久保田招山大師範を偲ぶ午後
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私は高校時代、空手部部員として、日本空手界の先駆者のおひとりである大師範、故久保田招山(くぼたしょうざん)先生に、二年間に渡って松濤館流空手の指南を受けました。
当時、久保田先生の恩師であった大総帥、船越義珍(ふなこしぎちん)さんのお孫さんが偶然私たちの仲間にいたこと、そして久保田先生の実のご子息である廣美さん(写真/私のむかって右の男性)が私たちの英語の先生であったことなどから、このような素晴らしい大師範に直接武道の心を学べる機会を得られたのは、いま思えば本当に幸運なことだったと思います。
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久保田招山先生は(確か高校三年のときだったと思いますが)ある稽古のあと私のそばに歩み寄り、「大竹君は体がとても柔軟だ。まるでネコのようなので、おそらく二階から突き落としても怪我をしないだろう。ダンスに適しているかもしれないよ。」と、おっしゃってくださいました。
私はこの言葉を受け止めてダンスの道へと進路を定め、そしてその8年後にニューヨークに単身渡ったのでした。
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10月19日午後、当時の仲間であり、現在も後援会会員として私を支えてくれている頼もしい武士たちとともに久保田招山先生が眠る八王子の墓地を訪れ、33年ぶりにみなでご挨拶をしました。
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(写真提供:久保田廣美先生)
「ハンアの舞い」初演にむけて
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銀座ヤマハ公演二日前、朝鮮の伝統音楽と伝説をモチーフに、フルートとギターのために書き下ろした最新作、「ハンアの舞い」を初演予定(今年12月17日)のハンマダンホール(東京四谷、韓国文化院内)を視察、関係者の皆様と打ち合わせを行いました。
「ハンアの舞い」は全三部構成。
ハンマダンホールは、このナンバー初演にうってつけの会場と思っています。
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青山学院・イン・サンダーバード基地!
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二週間にわたる今回の日本滞在中、唯一の完全オフ日であった10月13日の夜、青山学院時代のクラスメート8名が、私を都内の新名所「サンダーバード・カフェ」に招待してくれました。
素晴らしい8名の友人たちは、事前に私をどこへ連れて行くかを全く明かさず、さらに現地まではエスコートが付き添うという徹底した極秘ぶり。
いまもサンダーバードの大ファンである私は、この旧友たちによるプレゼントに心から感激しました。
私は青山学院初等部を卒業後、同中等部に入学しましたが、事情により一年生の二学期を最後に同校を退学、その後二度と青山学院の学びやに戻ることはありませんでした。
しかし、いまでもこうして私を大切に思ってくれる当時の仲間たちは、私にとって本当にかけがえのない存在なのです。
(写真提供/Ms. M.T.)
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エドワルドに捧ぐ「ギジェルマおばさんに捧げる歌」
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先日のNHK「ラジオ深夜便/明日へのことば」の電波に乗って、日本でもその存在が多くの方々に知られた私の恩人、エドワルド•マルティネス•グワジャーネス(本名:ラモン•エドワルド•マルティネス)。
私は、このユパンキの傑作曲に歌われた”ギジェルマおばさん”の実の孫にあたる素晴らしいフォルクロリスタを、友として、そしてフォルクローレ演奏の師として誰よりも慕っていましたが、彼は残念ながら1998年、病のために42歳の若さでこの世を去ってしまいました。
今年はエドワルドの15回忌になります。
私は、来たる10月18日の銀座ヤマハ公演において「ギジェルマおばさんに捧げる歌」を、かつて私をアルゼンチンのユパンキのもとへと導いてくれたエドワルドへの感謝を込めて、万感の思いとともに披露する所存です。
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(写真上)
1991年、ニューヨーク、ジャクソンハイツ(ラテンアメリカ系移民の多く住む地域)の教会サロンにて行ったコンサートのあとのスナップ。
この頃私は長髪が背中まであり(まるでナバホ族…)、レストランのウエイターや、トラックの運転手などをしながらエドワルドとともに活動をしていました。
(写真下)
1992年、エドワルドがニューヨークで主宰していたミニコミ誌「ビダ•イ•エコロヒーア(ライフ&エコロジー)」のパーティーにて、デュオによる「栗毛の馬」を披露。
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In memory of Eduardo Martinez Guayanes (1956-1998)
10月18日公演にむけて
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8月24日夕刻、後援会長、大根田勝美さんのニュージャージー州アルパインのご自宅にて、公演成功にむけた総決起集会(?)が行われました。
大根田さんの料理の腕前は、実はプロのシェフ顔負け。
おいしい手料理とともに、夜更けまで楽しい時間を過ごしました。
ラストの写真で私といっしょに写っているグアパ(”若く素敵な女性”という意味のスペイン語)は、後援会新事務局長のKAYOさんです。
(写真はすべて、クリックするとフルサイズでご覧頂けます)
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