聖地に暮す鳥たちとの共演  マチュピチュ・コンサート

マチュピチュ・コンサートツアー記  -Parte Tercera-


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2007年、11月29日夕刻、私の奏でる、アタウアルパ・ユパンキの名作、'栗毛の馬'のイントロダクションが、マチュピチュの遺跡を背後からいまも見守る雄大なワイナピチュの峰に響きました。


数ある世界遺産でもトップの人気度を誇るマチュピチュの神秘の空間、そしてかの地で行われたスペシャル・コンサートへと皆様をご案内します。

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2007年12月13日 | Shiro On Tour |

遥かなるインカの地へ

マチュピチュ・コンサートツアー記  -Parte Segunda-


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11月25日の夜、私をのせたラン航空531便は、ニューヨークを発つと、もう翌朝26日の早朝にはペルーの首都リマに到着。

2年前のリマ公演の際は、スケジュールの関係で東京から往復したため少々こたえましたが、今回はニューヨークの自宅からの出発で、しかもフライト時間もリマまでは直行便でたったの7時間。
南下するだけなので時差もなく、とても楽な移動でした。


リマで2日間を過ごしたあと28日朝、いよいよかつてインカ帝国の首都として栄えた、アンデス山脈にいだかれる美しい町クスコへ。


今回は、リマからコンサート会場であるマチュピチュまでの遥かなる道のりを、クスコ、そしてさらに'聖なる谷'とよばれる美しい山峡にひろがるウルバンバ、オリャンタイタンボといった町々を訪れながらご一緒したいと思います。


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2007年12月08日 | Shiro On Tour |

Greetings from 'Cuzco' High Andes

マチュピチュ・コンサートツアー記  -Parte Primera-


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最高のクオリティーを誇る日本の旅行会社、グローバル・ユース・ビューローとのプロジェクトのために、去る11月25日から一週間にわたって滞在したペルー。


おそらくインカ帝国が味方についてくれたのでしょう。
天候にも恵まれ、マチュピチュでのコンサートは、私にとっても一生涯忘れられない経験となりました。


これから少しずつその模様をアップデートしてゆきます。
楽しみにお待ちください。



Photo by Takayoshi Saito



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* これらの写真はすべて、かつてインカ帝国の首都として栄えた、アンデス高原標高3400メートルに位置する世界遺産の町、クスコで撮影していただいたものです。

2007年12月04日 | Shiro On Tour |

10.22 南青山マンダラライヴ アディショナル・フォト

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2007年10月28日 | Shiro On Tour |

白熱ライヴ 南青山クラブMANDALA公演大成功

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10月22日の夜、東京南青山のクラブMANDALAにおいて行った公演が、約100名のお客様を集め無事成功裡に終了しました。

パワーアップしたはらだじゅんさんは、すべて私のオリジナル・アレンジによるギター伴奏にのって、アマリア・ロドリゲスの名曲、`暗いはしけ`、`孤独`、`ラ・ラ・ラ`、`ポルトガルの洗濯女`、`ポルトガルの四月`、`アドロ`、`難船`、`神が私に声をくれた`、そしてさらにユパンキの`トウクマンの月`、`栗毛の馬`を熱唱。

私はソロで、ユパンキの`栗毛の馬`、ヴィラ=ロボスのカデンツァ、ロブレスの`コンドルは飛んでゆく`、自作の`ラ・サンティアゲーニャ`、`南部幻想曲`、そして実弟のDJ LAVAをくわえてポルトガルギター導入のニューアレンジによる`ダヒュ`を演奏。
満場のすべてのお客様に楽しんでいただける仕上がりとなったと確信しています。

お集りいただいたすべての皆様、そしてスタッフの皆様にこの場をかりて御礼を申し上げます。

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2007年10月23日 | Shiro On Tour |

ポーランド公演ツアー -CODA-

公式日程を終えて

世界文化遺産の美しい町、クラクフにおける演奏を終えて、今回はまる2日間、ゆっくりとプライヴェートタイムを楽しみました。
ポーランド公演ツアーの最終章、すっかりリラックスした私とご一緒に、クラクフとその周辺散歩にどうぞおつきあいください。



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2007年06月16日 | トラックバック (0) | Shiro On Tour |

ポーランド公演ツアー 第二楽章

世界遺産ヴェリチカ岩塩抗ライヴ


ポーランドにおけるコンサートのパート1は、世界文化遺産の宝庫ともいえる同国にあっても、おそらく最大の人気スポットといえる、ヴィエリチカ岩塩採掘場(岩塩抗)におけるライヴでした。
写真は、コンサート会場となった、地下130メートルに位置する、自然の迫力が生み出す豪華な雰囲気につつまれたシアター。観客の皆様はここで、おいしいポーランド料理つきの素晴らしいライヴ・パフォーマンスを楽しむことができるのです。
これまで実に世界のいろいろな場所でコンサートを行ってきた私ですが、天然の岩塩に四方八方を囲まれたこの場所は、いままで演奏したどの会場をもってしてもまったく及ばない、最高にすぐれた生の音響をを楽しめる、驚異的なまでに力強い大自然が作りあげた、それは美しいコンサートホールでした。


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2007年06月08日 | Shiro On Tour |

ポーランド公演ツアー第一楽章 アンジェイ・ワイダさん宅での昼食会

ワルシャワの素晴らしい想い出


5月23日から10日間に渡って滞在したポーランド。
仕事の面においても私的に楽しむことにおいても、おかげさまで本当によい旅行をすることができました。これからしばらくの間は、この話題でお楽しみいただきたいと思います。

今回、首都のワルシャワに二泊滞在した際、ポーランドが世界に誇る映画監督、アンジェイ・ワイダさんがご自宅での昼食会に招待してくださいました。
いかにもヨーロッパの5月らしい、爽やかな風を感じながらのひとときは本当に素晴らしい時間。
それでは、大都会の喧騒をはなれた静かな住宅街にある、ワイダさんとクリスティーナさんご夫妻の素敵なお家を訪ねてみましょう。

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2007年06月03日 | Shiro On Tour |

4.15 銀座王子ホール公演

4月20日のニューヨーク公演とアップデートが前後してしまいましたが、シャンソン、ファドを歌う歌手、はらだじゅんさんとのジョイント・コンサート、"ティエラ・エテルナ""を、4月15日、東京銀座の王子ホールで行いました。
私はこの日、一演奏家として自分のパフォーマンスに対し、かなり満足のゆく結果を残せたのではないかと思っています。
おそらく会場に足を運んでくださった、すべての皆様に喜んでいただけるパフォーマンスになったことと信じて疑いません。



ファドの女王、故アマリア・ロドリゲスの名曲"ラ・ラ・ラ"、そして"孤独"を歌うはらだじゅんさん

私、実弟のLAVA、そして植木"ケン"健司さんとのトリオで、私のオリジナル・ナンバー"ニューヨーク風ヴィラ=ロボス第6番-ダヒュ(Dahut)-"を披露。
この曲のはいっているCDがないかわりに(アルバムがほしいとおっしゃるお客様の声が、休憩時間に控え室まで何度も届きました 来年のはじめまでにはレコーディングできると思います)、新発売の"ダヒュ人形"が売り切れとなり、私にとってはたいへん嬉しいことでした。

ヴィラ=ロボスに捧ぐ 南米舞曲第一番より"パンパ前奏曲"。

¡YOSSHAH!

Obligado! Arigato!


毎年桜の美しいこの時期に、自分の生まれた国で素敵な公演ができることは本当に嬉しいことです。
はらだじゅんさん、そして"ティエラ・エテルナ"事務局はじめ、すべてのスタッフの皆様、また、最後になりますが、コンサートにいらしてくださったお客様おひとりおひとりにに心から感謝申し上げます。

2007年04月27日 | Shiro On Tour |

NY Immigrant History Week 2007 大成功


ニューヨークを作り上げてきた移民たちの歴史を祝う"Immigrant History Week"最終日の4月20日、クロージング・プログラムとなる私のコンサートが、無事成功をおさめました。
15日の東京銀座王子ホール公演の直後、17日に東京-ニューヨークを移動しての、かなりタイトな日程での大一番でしたが、会場となった、ニューヨーク・インターナショナル・センターの満場のお客様を前に、ユパンキの「栗毛の馬」、自作の「ラ・サンティアゲーニャ(南米舞曲第一番)」、「ダヒュ」、「南部幻想曲」、「パンパ前奏曲(南米舞曲第一番)」、「ペペのサンバ(南米舞曲第一番)」、「パチャママの踊り(南米舞曲第一番)」、そしてラストにユパンキの「牛追い」、アンコールに「コンドルは飛んでゆく-花祭り」を、ニューヨーク独特の熱気につつまれて演奏。アメリカにはじめて渡ってからはやくも20年近くの歳月が流れたことをかみしめながらのパフォーマンスは、おそらく今後、私にとっても忘れられない公演となることでしょう。

今回、このイヴェント開催にあたって、ニューヨーク市に対して私の出演を強力にプッシュしてくださった、インターナショナル・センターのショーン・ムーリンさん、キャスリン・ボンさんにこの場を借りて深く感謝を申し上げます。

また、今回のこのイヴェントでは、多くのボランティアーの方々が毎日スタッフとして運営に携わってくださいました。
その方々へのお礼として、私のCDアルバム30枚をプレゼント用にとりはからってくださったニューヨーク市およびスポンサーの皆様、そしてなかにはいってプロセスを進めてくださったメアリー・べス・ホルマンさんに心より御礼申し上げます。


この意義あるイヴェントのオープニング・ナンバーは、やはり私にとってなににもかえられないユパンキの「栗毛の馬」でした。


一番弟子(?)、岩田邦裕さんをサイド・ギターに加え、「ダヒュ」をNY初演。
彼は今日、安定した素晴らしいギターワークとバウロン(ボーラン)を聴かせてくれました。


時差をもなんのその!ヴィラ=ロボスに捧ぐ「南米舞曲第一番」。


会場と一体となっての「コンドルは飛んでゆく」。 
これまでニューヨークは私に数多くのプレゼントをしてくれました。今回、そのニューヨークのために、私の南米音楽が役に立てたことを本当に嬉しく思います。


公演後、関係者の皆さんと。むかって一番左が、センターのプログラム・コーディネーターのショーンさんとキャスリンさん(右から3人目)、そして一番右が岩田邦裕さん。 また、バウロン(ボーラン)をもつ私の左は、駆けつけてくれた私の恩人、アタウアルパ・ユパンキ基金のファニータ・サロッシさん。
皆さん、ありがとう!!!

2007年04月21日 | Shiro On Tour |

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